FX取引や株取引における「トレンド」、このトレンドは投資をする上で欠かせない現象です。トレンドとは、日本語では「動向」という意味になり、「その通貨の相場がこの方向に動く傾向が顕著に見られる」という現象のことです。たとえば、あなたが建てているポジションの通貨が上昇トレンドに入ったとします。上昇トレンドに入った以上、すぐにでも買い増しに入りたいですよね。ところが私の知り合いには、トレンドに入った瞬間に売買することに「ちょっと待った!」という人もいるのです。
トレンドは、ある動向が顕著に見られることから、その方向に動く可能性が十分に高いことを示していますが、可能性的には100%ではありません。つまり、トレンドを見越して注文を出したものの、結果的に「そのトレンドに裏切られた…」ということだってあるんですよ。そこで、上昇トレンドが発令されたあと、「その上昇トレンドが実際の相場に反映されるまで待つ」というテクニックがあるんですね。こうすることで、利益分は多少小さくなってしまいますが、それでも確実に上昇トレンドの波に乗ることが出来るのです。
しかし、下落トレンドの兆候が見られたなら、そこは待つのではなくさっさと撤退しておきましょう。実際に下がってからでは売り注文が多く入ってしまうため、スリッぺなどのトラブルが考えられるためです。つまり、上昇トレンドに限って、「実際の相場に反映されるまで我慢する」というのが、安定して利益を上げる「成功者への道の一つ」でもあるんですね。
FX取引を始めるのであれば、自分だけのルールというものを作成しておきましょう。何事もルールがあってこそ正しく「動く」というものです。そこで、私と私のFX仲間に聞いた「自分だけのルール」というものをいくつか紹介していきましょう。
まず私自身のルールですが、私の場合、レバレッジは最大で20倍までと決めています。FX取引をされている人の中にはレバレッジ100倍なんて人もいるでしょうが、私は小心者であるため、そんなリスキーな取引は出来ないんですよ(笑)。それに、レバレッジの高さは業界内でも問題になっており、監督省庁である金融庁もレバレッジの倍率に関して規制を強化する流れが出てきているんですね。
また、私のFX仲間の一人は、「取引している時間以外はすべてのポジションを決済する」という人もいます。この人は普段はサラリーマンで、かなり忙しい日々を送っているのです。したがって、平日はなかなか相場をチェックできないんですね。なので、自分の目でチェックできない時のリスクをゼロにするためにも、取引していない時は何のポジションも持っていないのです(スワップポイント狙いのポジション以外)。この人は、「FX取引の極意はいかにして損をしないか!」ということを念頭に置いて取引をしているので、わずかなリスクでも自分の目が届かないのであれば手を出さないのです。
さらに、「相場チェックをする時間を毎日決めている」というルールを持っている人もいます。この人も私のFX仲間の1人ですが、朝晩1回ずつ、必ず相場チェックをしています。また、朝のチェック時には前日のトレンドと比較してその人の変動を予想するようにしているのです。
いかがですか?当たり前のルールのように思えますが、ルールを全く設定しないで取引をしている人も多いのです。また、自分なりのルールを決めておくことは、リスク管理をする上でも大切なことなんですね。